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最愛 【黒子のバスケ】

第21章 bombshell


さつきの暴露のせいで、芋ずる式にあいつらが俺に写真を送ってたことがみさきにバレた。

あいつらが部屋に戻った後、案の定消せって言われたけどそんなんお断りだ。


しかも、今少しだけできたこの貴重な俺たちだけの時間を無駄にしたくねぇ。


俺が消さねぇって言い張ることにムクれてるみさきの腰を引き寄せて腕の中に閉じ込めた。



「なぁ…それは後で話そうぜ」

「誤魔化すつもりでしょ!」


そうに決まってんだろ。
分かってんじゃねぇか


「もういいだろ?そんなことよりキスさせろよ」

「ヤだっ‼」


なんでこいつはこんな強情なんだよ…

けど、ヤだとか言っても俺から逃げようとはしてねぇし、ちょっとずつ距離を詰めて鼻が触れると、みさきが少し鼻をつつき返してくれた。


前言撤回


すっげぇ素直ですっげぇ可愛い


みさきがこれをやんのはキスをねだって甘えてるとき
世界中で俺だけが知ってるみさき


用意して奥の部屋からみさきが出てきたとき、いつもと違う髪型で、すげぇ可愛いかった。

肩が透けるレースのシャツが色っぽくて、後ろで結ばれたヒモを解きたくなった



綺麗なヒールを履いて、それでも全然身長が足りねぇから背伸びしてくれるみさきに高さを合わせて唇を重ねると、いつもよりも長げぇまつげが俺に触れた


角度を変えて入り込んで強く抱きしめると、みさきのくぐもった甘い声が響いて離れられなくなる



もっとやりてぇけどみさきが俺にしがみついてるからそろそろ限界だな…


唇を離してみさきを見ると、すげぇ目がトロンとしてて小さく開いた唇から吐息が漏れた



確実に人間なのに人形みてぇな顔しててすげぇ綺麗

白くてすべすべの肌とつやつやの長い髪

前髪があるせいか、ただでさえでかい目がいつもよりもでかく見えて、いつも長いまつげがくっきりカールして綺麗な瞳を縁取ってる


ほんと、めちゃくちゃ美人だな…
こんなに綺麗なのに自分の見た目をコンプレックスだって思うのが不思議でしょうがねぇ


「すっげぇ綺麗」

「もー…そういうの、急に言うのだめ」


言いたくもなるだろ。

みさきはカレンを綺麗とか言ったけど俺は断然みさきが好み
中身は比べ物にならねぇ



「じゃあ…今から言うっつったらいいのか?」

「違うの。言っちゃダメ」

「無理」

可愛すぎて綺麗すぎるから無理
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