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最愛 【黒子のバスケ】

第21章 bombshell


『36キロのウエイトでどうやらそんな体になんだよ』

俺はアジリティは落としたくねぇけど体重は増やしてぇから、瞬発力のある筋肉が欲しかった

景虎さんのリハビリとトレーニングは確かに効率的だったけど、みさきの食事もすげぇよかったし、家でみさきを乗せてやったトレーニングがめちゃくちゃよかった。


あれは楽しいうえに全身を鍛えられてマシンではできねぇ

景虎さんとこでやるときは砂が入った袋をいくつか乗せてやってたけど、俺的にはみさきがいい


『小柄な女って最高だぜ』

『まさかお前…みさき乗せてんのかよ』

『あぁ』


ハンナは背も高けぇから乗せてトレーニングってのは現実的じゃねぇ

俺とみさきの体格差だからできる

みさきも少し体重は増えたけどそれでも半分以下だから、みさきといるときはみさきを乗せてトレーニングをする



『いい体。ダイキは、体脂肪4%ってとこね。骨は細いけど均一に筋肉がついてるし左右対称になるように鍛えてるわね。フライト明けで若干筋肉に張りとむくみがあるけど、どうせあたしのベイビーにマッサージでもしてもらうんでしょうから、撮影には問題なさそうね』


さすがみさきのBOSSだな

みさきは触って確かめることがあるけどパットは見てるだけ

色を合わせるのも、みさきは各パーツごと3色ずつ出したけど、パットは1色出すとそれがぴったりハマるらしくすぐに終わった


みさきが敵わねぇっていうわけだ

俺は今までメイクされた中ではみさきが一番早いしきれいに仕上げると思ってた

けどこっちは別格だな。



火神のことも色が白いとは言ってたけど、触らねぇし色を合わせるのも数分だった

『あんたのむくみ取りはあたしがやるから、明日メイクに入る前にやるわ。だからダイキより30分早くきて頂戴』

『ハンナがいい…』

『知識がないでしょうが。馬鹿言ってんじゃないわよ』




『あ、それから二人とも。あたしのヘルプに一人女性がついたけど、みさきの人選だから邪険にしないで頂戴。もちろん触らせることはないけど近くにはいるわよ』


みさきが選んだってことはちゃんと仕事をこなす奴だって俺も火神もわかってる。

大歓迎ってわけじゃねぇけど仕事をさせねぇなんてことはしねぇ
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