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最愛 【黒子のバスケ】

第21章 bombshell


俺と青峰はパットにメイクしてもらうことになってたから、パットの到着に合わせてパットの部屋に入った。

メイクの打ち合わせだから本来エージェントが立ち会うけど、今回は俺も青峰も知ってるから、変なことにはならねぇからエージェントは立ち会わなかった


ハンナももうNYに来てるけど裏方で忙しくて俺のことは構ってられねぇってさ…



『あたしのベイビーはいつ来るのかしら?』

『俺のだ』

『あたしよ』

『俺だ』

『あんたにだけは渡さないわ』

『残念だったな。既に俺の女だ』

どっちでもいいだろ…
ガキみたいな言い合いで聞いてるこっちが笑える

けど、みさきがこうやっていろんな奴に大事にされてんのは俺としてもすげぇ嬉しい。


『みさきは後2時間くれぇでホテル入れるってよ』

『はぁ⁉なんで連絡がお前なんだよ!』

『ちげーよ‼‼黄瀬からメッセージ入ってんだろ!お前みさき以外の連絡シカトすんのマジやめろ』


ったく…
青峰がクールだと思ってるやつ全員にバラしてやりてぇわ…

『じゃ、あたしのベイビーが来る前にあんたたち脱いで頂戴。色合わせるわ。大体は資料見てるけどあんたたちUVケアとかしてないでしょ』

『俺のだ』

『もういいだろ‼』


とりあえずどっちのみさきでもいいけど、ちんたらしてたらハンナの時間が空いた時に俺がフリーになれねぇだろ。

言われたとおりに脱いでなんとなく青峰を見ると背筋がすげぇ

完成してて彫刻並みにバランスが取れてる


腕手術したよな?
どうやりゃこんな風になれんだよ
こいつ人間じゃねぇんじゃねぇの?



『あ?なんだよ』

『お前、リハビリん時トレーニングメニュー誰作ってんの?』

「景虎さん」


確かにカントクの親父さんはすげぇけど、それだけじゃ手術してこの期間であの体にはなれねぇ


みさきが飯を作ってるってのもあんだろうけど、あれはウエイトトレーニングで作ったって感じだな


『ウエイトどんくれぇかけてんの?』

『あー…36か7くれぇか?』

『そんな軽いのかよ!』


あの背筋なら60とかのウエイトで結構ハードなマシントレーニングとかしてんのかと思った。

つーか腹筋もすっげぇな…
青峰が俺より体脂肪率低めにしてんのは知ってるけど、もっと線が細い気がしてた
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