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最愛 【黒子のバスケ】

第20章 28


side青峰

無自覚に俺を煽りまくるみさきを抱き上げて部屋に入ると部屋が明るいせいで月明かりとライトアップだけじゃ見えなかったみさきの顔色がはっきり見えた


「すげー赤い」

「…見ないで…」


どうにか気を逸らさねぇと俺が持たねぇから茶化していったその言葉を激しく後悔した


耳まで赤くなっていつもの何倍も目ウルウルさせて、目以外を手で隠してるけど…
そのせいで目だけが余計に強調されて、いつもよりトロンとしてんのがすっげぇ分かりやすい


ヤメロ…
お前こそ俺を見るな…


けど


離れたくねぇ…


くっついてりゃ自分が追い込まれるだけなのに何を我慢してでもみさきと密着してる方がいい


ソファにみさきを座らせて俺も隣に座るとすかさず頭を引き寄せた


いつもよりも甘えてくれるみさきが可愛くて、少しだけ先に進めたことが嬉しくて、左手の薬指のほくろを撫でると照れたような可愛い顔で笑うみさきと目が合った




みさきと目が合うと逸らせなくなる


抱き寄せて鼻を合わせて
キスして小さく開いた唇にゆっくり入り込む



んっ…


んっ…


はぁっ…


たまに聞こえる甘い声と吐き出される吐息がすげぇ色っぽい

ピンクに染まる頬と熱を持つみさきの舌にめちゃくちゃ煽られて我を失いそうな程夢中になる




「はぁっ…だいきっ…好きっ…」

ヤベェ…

イキそう


「…煽んなよ……」


エロすぎる表情を見てられなくて、キスして誤魔化してみさきの濡れた口内にまた煽られて離れて


「ヤダっ…離れないで…」


また煽られて…


マジでもう無理


抱き上げてベッドに寝かせて、覆いかぶさるようにキスして
胸の袷を少しだけ開いて柔らかい胸に跡を残す。


あっ…やんっ……あっ…


可愛く啼く声に煽られて耳を甘噛みして首筋に舌を這わせた

もっ…ダメっ……やぁ…


だいき…ぎゅ…して…


止められねぇほど興奮してた俺の耳に届く、みさきの甘えた力ない声にハッとして、自分の欲求を抑え込むように強く抱きしめるといつもよりも熱いみさきの吐息が俺の首筋にかかった



またやりすぎちまった…



「…ごめん。やりすぎた」

「謝らないで。あたし…全然嫌じゃないよ……謝っちゃヤダ」


なんか、ホント……

みさきには敵わねぇわ…

マジで離したくねぇ
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