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最愛 【黒子のバスケ】

第20章 28


黄瀬君からも颯馬さんの事を言われてたし青峰君まで言ってくるから何か悪い噂でもあるのかと一瞬勘違いしちゃったけど青峰君が言ってくれたのは颯馬さんだけの事じゃなかったみたいで10月の現場のことであたしを気遣ってくれた。


確かに男性の多い現場は少し緊張する。


何かされるって思ってる訳じゃないけどあの事があって以来男性に囲まれると少し体が強張る


だから黄瀬君がいてくれるのはすごく心強いし、今回も担当させてもらう竹内さんはあたしのことを可愛いとは言うけどすっごく軽い感じで黄瀬君とかいても普通に言ってくるから誰にでも言ってる感じで嫌悪も恐怖もない。

最初言われた時はギョッとしたけど毎回言われてればさすがに慣れる


それよりもあたしはRioさんの方が怖い。


黄瀬君の引っ越した理由がまさかRioさんだったなんて美緒が今日言うまであたしは知らなかった。


ホントに怖い人なのかもしれない


「それよりもあたしはRioさんが怖い…」

「お前とのことは今んとこ知られてねぇハズだけど、空港での写真やら試合後の写真やら出回ってるから万が一ってこともねぇ訳じゃねぇ。少しでも変なことがあったらすぐ言えよ」

「うん。…その…青峰君も気を付けてね」


美緒とさつきの話を聞いた限りRioさんには山本と同じような怖さと危うさを感じる。


今までオファーされたこともないしこれから先もないかもしれないけどもし同じ現場に入ることがあればクライアントじゃなかったとしても慎重に接する必要がある。


実際にいい噂を聞かないアクターと仕事をすることもある。

まだまだあたしはクライアントに選んでもらう側でクライアントを選べる側じゃないから予定が空いてればどんなアクターでも受けることにしてるけどその時は細心の注意を払って接してる。


「分かってる。仕事でも二度と会わねぇしプライベートで接触しようとしてきたらライアンから事務所にクレーム入れさせる」


Rioさんは綺麗な人だしスタイルだってすごくいい

それでも青峰君の言葉に嘘はないって信じられた。

青峰君の心変わりが怖いんじゃない、Rioさんって存在がすごく怖かった








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