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最愛 【黒子のバスケ】

第20章 28


side青峰


仕事相手が火神だったことと、事前に言われてた質問内容のお陰ですげぇすんなり仕事が終わった


メイクオフを断って一目散に帰宅して玄関を開けると、いつもならすぐに出てくるみさきは来ねぇし、今夜予定があるはずのさつきと進藤の物らしき靴が玄関にある


DVDに夢中なのかと思ったけどリビングからも物音ひとつしねぇ


何をやってんのか分かんねぇからそっとリビングを開けると目に飛び込んできた光景に一瞬心臓が止まった



それぞればらばらのとこで全員仰向けで倒れてる


まぁ倒れてるっつっても寝てるだけ
最初はマジで死んでんのかと思ってすっげぇビビった。


みさきは朝と服装が変わってて俺の前では絶対ぇ着ねぇような胸がざっくりあいてるワンピース

空いた胸元から首にかけて俺の付けた跡がいくつも残ってる


…こんなに付けたか?
まぁ全部同じ大きさで同じ形だから間違いなく俺だけど、こんな付けた自覚なかった。

多分暑すぎて帰ってきてから着替えたんだろうけど…
このクソ暑い日に可哀想なことしちまった


3人に当たってるエアコンを弱めてから全体像を写真に収めてテツと黄瀬に送った。

(寝てる)



寝室から3枚タオルケットを出してそれぞれにかけてるとテツからの返信がきた

(今日会う予定なのに全然連絡付かなくて心配していたんです。なるべく早く仕事切り上げて迎えに行くので、すみませんがもう少しそのまま寝かせてあげてもらえませんか?さつきも最近仕事がハードなので)

(おー)


テツに返信を返すとすぐに黄瀬からも返信がきた

(青峰っちズルい‼俺と交換して‼

俺ちょっと前に群馬出たから悪いんスけどもうちょっとそのまま寝かせてあげてもらえねっスか?起きたら実家まで俺が送るって言っといて欲しいっス。最近美緒仕事大変っぽくて車運転させたくねぇんス)

(おー)


(絶対触らないでください)

(寝顔見たら青峰っちでも許さないっスよ)


何だこいつら
堂々とのろけてくんなよ


しかも俺はみさきに触ってみさきの寝顔を見んだから十分すぎなほど間に合ってんだよ

黄瀬もテツも前はこんなこと言う感じじゃなかった
テツは自分のことだけで精一杯で黄瀬は女はめんどくせぇってタイプだった
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