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最愛 【黒子のバスケ】

第20章 28


そうなのね…

一緒にお仕事したことないから全然知らなかったけど、もし一緒にお仕事させてもらうことがあれば、いつも以上に会話には気を付けよ。


「まぁなんかあればいつでも言って!」

「ありがと。でもあたしと青峰君が付き合ってるって知られてないし、大丈夫だと思う」


異常な混み具合で、駐車場の入庫順番を待ちながらRioさんのフォトスタをちょっと見せてもらったけど、自己顕示欲が強いっていうのはすごく分かる…かも


「みさきってSNS全くやらないよね」

「え、仕事のはあるよ」

「フォローしてるから知ってるよ」


あたしはプライベートでアカウントを持ってないし、仕事のアカウントもパットしかフォローしてない。

結婚式で仕上げさせてもらったのや、デパコスとプチプラの類似品比較とおすすめのコスメやブラシ、メイクのポイント紹介や、フォロワーからリクエストがあったメイクの動画を載せてるだけでコメントも全部オフにしてる。

仕事の依頼はDMだと流しちゃう可能性もあるから、メールにお願いするように書いた色気のない自己紹介で名前も本名とは全く違う。


黄瀬君のメイクをしてるから雑誌にクレジットを載せてもらうせいかMISAKI.Kでアカウントを作った時にDMが殺到した。
内容は勿論“黄瀬君のメイクしてる人ですか?”が圧倒的に多かった

ファンの子ってホント細かいとこまで見てるよね…


慌ててアカウントを抹消して違う名前でやり直しをする羽目になった。


「二人って結構アップするの?」

「「全然。見る専門」」


あたしも面倒くさがりだけど、この二人もあんまり変わらない。

二人のアカウントも見せてくれたけどさつきも美緒も何もアップされてなくて、興味のある人をフォローしてるって感じのアカウントだった。


「大ちゃんの公式アカウントもあるんだよ。見る?」

「え、見てもいいのかな?嫌じゃないかな?」

「公式なんだからいいでしょ!」


そう言って画面を見ようとした瞬間に入庫の順番が来てしまうタイミングの悪さ


「見たかったのに…」

「後で見せてあげる。それにみさきだって見れるでしょ。公式だから非公開じゃないし」


あ、そっか。

お家に帰ってからでも見れるか。


立駐をぐるぐると登ってほぼ満車の駐車場からやっと空きを見つけて車を止めてた
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