• テキストサイズ

最愛 【黒子のバスケ】

第20章 28


粗熱の取れたパンを二つに割ってバンズは完成。

焼きあがったチキンを食べやすく薄めにカットして、しっかりたれと絡めてレタスと一緒にバンズの中に入れて、手作りのマヨネーズを少しだけ入れて崩れないようにピンでとめて完成。


作っておいた温野菜と一緒にしっかり熱を取ってから、バーガー用のペーパーに包むと割と様になってる。


残りのチキンと数種類の野菜で朝食用のサラダ、帆立とジャガイモでスープを作ってから、チーズオムレツの用意をして焼くだけにしておけば、青峰君がシャワーから出たらすぐに朝ごはんにできる。


エプロンを外して着替えを済ませてからメイクをして軽く髪を巻いて、コテの電源を切ったところで青峰君が戻ってきた。


タイミング最高

「お帰りなさい」

「ただいま。今日すげぇ暑ちいから外にいてもちゃんと水分取れよ」

朝から暑いとは思ってたけど青峰君の汗がすごい量で、いつもよりも早い時間から気温が上がってるみたい。

「うん、そうします。先にプロテイン飲む?」

「そうする」

いつもはシャワーで汗を流してから飲むけど、今日はよっぽど喉が渇いたのか先に飲んでお風呂に入っていった。


もう一度エプロンを付けて髪を結んでから、チーズオムレツを焼いて、他の物と一緒にダイニングに並べると、いつもより洋風な朝食の完成。


青峰君の昼食もしっかり熱が取れたし、パンを入れる用の通気性のあるランチボックスにできたものを入れて保冷剤と一緒に保冷バッグに入れれば準備完了。
なんだけど、ちょっと入れたいものがあるからそれを入れてからチャックを閉めて本当に準備完了



シャワーから出てきた青峰君と一緒に朝ごはんを食べながら今日の予定の話をした。


「今日はねさつきと美緒と一緒にお買い物して、お買い物が終わったらここでDVD鑑賞会しようかなぁって。青峰君は一日お仕事でしょ?」

「あぁ。火神との対談とかいって別に誰もそんなん興味ねぇだろ。同じチームになったから特番やるとか、別に同じチームでも違うチームでもやること変わんねぇよ」


あ、また言ってる。

青峰君はバスケに関係のない仕事だとやる気がないっていつもライアンが困ってて、何とかやる気を出させてくれってこの間冗談交じりに言われた。

今回は一応バスケ関係の仕事だけど、お喋りがあんまり好きじゃない青峰君にとってはやっぱり嫌みたい
/ 1719ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp