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最愛 【黒子のバスケ】

第20章 28


今日あたしは黄瀬君とのお仕事で青峰君と別行動。


「みさきッち!お昼一緒食べよ」

「うん!」

「何がいいッスか?」

「えっとね、あたし、ちょっとマジバ行ってこようかなって思ってまして…」


あたしがそう言うと黄瀬君がびっくりしたような顔をしてあたしを見てる。

あたしはファストフードをほぼ食べない。
LAではママにダメって言われてたし自分でも肌に悪いと思ってるから食べない


大我のチーズバーガーとカーネルチキンを再現するときに見本で食べたくらい


「えっ⁉みさきっち、ハンバーガー食べるんスか!?」

「あの…うん。実は、てりやきバーガーをちょっと食べようかと思ってて」


明日青峰君のお仕事に持って行ってもらうお昼を何にしようかなって考えてた時に、てりやきバーガーが一番好きって言ってたのを思い出したからそれを作ることに決めたけど、てりやきって一口に言っても甘みの割合が結構色々あって、どんなのが好きなのかちょっと下調べをしたかった


「あ!俺分かっちゃった‼みさきっちってほんと、あの人のことになると可愛いことするんスね」

理由なんて言ってないのに一瞬でバレた。
恥ずかしすぎ…

「もー、違うの…」

全然違くないけど



「久しぶりに俺もちょっと食べちゃおっかな」

「じゃああたし買いに行くね!」

「いえ、私はどうせ出ますので黒須さんは休憩していてください」


元々自分の分を買いに行くつもりだったから、黄瀬君のも一緒に買いに行けばいいと思ってたら、マネージャーさんが行ってくれることになって、黄瀬君とスマホでメニューを選んでマネージャーさんにお願いした。


黄瀬君は局に用意してもらったお弁当があるからポテトとミネストローネで、あたしはてりやきバーガーとサラダとミネストローネにした



「作ってあげるんスよね?」

「だって体が資本だから、原料が分からないものをあんまり食べない方がいいでしょ?」

「絶対喜んでくれるッスよ。愛妻ハンバーガー」


愛妻…

ねぇ…なんでそういう恥ずかしいことをシャラっと笑って言うの⁉

恥ずかしすぎ‼‼



「ちっ…ちちちっっ…」

「全然違くねぇッスよ。あの人は、みさきっちの事マジですっげぇ愛してる。もう15年の付き合いだから見てれば分かる。あの人にとってみさきっちは、自分の心臓みてぇなもんなんス」
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