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最愛 【黒子のバスケ】

第19章 甘い時間


真っ赤な顔で小せぇ声でOKをくれたみさきのシャツのボタンを2つ外すと、いつもよりピンクになった肌と、控えめの胸を包む黒いブラがちらっと見えた


これだけで普通に勃つとか俺は童貞か……


真っ赤な顔を背けるみさきの胸元が上下してて、見るからにすべすべの肌に迷わず口づけた


「ッ…た…」

いつもより強く吸ったせいか、肩をぴくっとさせて小さく声をあげたみさきから少し唇を離してすぐにまた口づけた。

すげぇ柔らけぇ肌してる


誰も知らねぇ俺とみさきだけのシルシ


白い肌にくっきり残った後が俺を満足させる


みさきは俺だけの女だ


「すげぇ綺麗」

「…もう…今回だけだからっ‼」


恥ずかしそうに胸元を抑えるみさきの手をそっと外させて、ボタンを留めなおしてからキスをすると、下唇を緩く噛んで照れててすげぇ可愛い顔してる。



これ以上してたらマジで下半身がヤベェ…

「ちょっとトイレ行ってくるわ。戻ったらメイク頼むぜ。黒須サン」


黒須さんとか初めて呼んだわ…
すげぇ違和感。

最初は黒須だったけど、もうずっとみさきって呼んでるせいか、久しぶりに呼んだ苗字はめちゃくちゃ違和感があった

クールダウンのために一回スタジオから出て、外の空気を吸ってから控室に戻ると、すっかり仕事モードに入ったみさきと、俺とは入れ違いで到着したライアンが控室にいた。


『ダイキ、ビビらせんなよ。逃げたかと思っただろ』

『仕事なんだから逃げねぇよ』


まぁある意味避難はした。

けどみさきに腹の下の方までメイクさせんのに反応してたら怖がらせちまうだろ。

こっちだって必死なんだよ‼


『では、顔と体のベースだけはここでして、細かい体のラインだけはスタジオで入れるので始めさせていただいてよろしいでしょうか?』


何度聞いても完璧すぎるみさきの英語
まぁネイティブと変わんねぇし、驚く方がおかしいのかもしれねぇけど…


『ダイキを最大限引き出してくれると信じてるよ』

『はい。お任せ下さい』



ライアンに真っ直ぐな視線を返すみさきは、プラべートとは全く違う顔で自信に溢れてた。

自分の力量を正確に捉えて準備を怠らねぇからこそできるカオ


ホントすげーいい顔してる。
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