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最愛 【黒子のバスケ】

第19章 甘い時間


約束の時間よりちょっと早いけど、美緒も来たし早く青峰っちに会いたいから、みさきっちの部屋のチャイムを鳴らしたら上半身裸の青峰ッちが色気ダダ漏らせて玄関を開けてくれた。


男なのにこのエロさは何なんスかね

体完璧
ただのイケメン

もう体交換してくださいって感じっス…

じゃなくて‼‼‼


これ事後感ハンパねぇ‼‼

つか、タイミング悪かったなら出直すからインターホンで断ってくれればよかったのに…
みさきッちと会うのちょー気まずいじゃないっスか…


「あ、美緒お疲れ!黄瀬君もどうぞ!」





_______え?


みさきッち普通に服着てるし
事後感ゼロ

てか、なんで手にもこもこの泡乗ってんの⁉


「みさきお疲れー。何やってんの?お風呂ごっこ?」

美緒‼‼それ聞いちゃダメじゃん。
“そうだよ”とか言われたらマジで反応に困るやつ‼


あの青峰っちがお風呂ごっこなんて、似合わなさすぎて事件っスよ






「全然違うっ‼今度の撮影の色合わせとシェーディングの為にちょっとシミュレーションさせてもらってただけ。今クレンジングしてたんだけど、お風呂で流すだけの方が楽だから洗うまでしちゃおうと思ったとこなの。何お風呂ごっこって」

「なーんだ。残念」


残念なんて言いながら美緒は最初から分かってたのかめちゃくちゃフツーでみさきっちも笑ってる




「残念じゃないから!先にリビング行ってて。あたしもすぐ行くから」

「うん。お邪魔しまーす」

「お邪魔するっス」


あーびっくりした

みさきっちの家の大きめのソファに座るとジロリと美緒に睨まれた


「一体何考えたの?」

「いやっ…だってあの二人だってもう付き合って3か月だし、そういうのしてたって普通じゃん。だから邪魔しちゃ悪かったかなって…」

「みさきは色々とゆっくりペースなの。変な勘違いしないでよね」


怒られた
青峰っちが紛らわしいことするからなのに…




「バスローブいる?」

「いや、すぐ着替えちまうからバスタオルにしてくんね?」

「うん。じゃあTシャツも持ってくるね」


怒られたことはちょっと納得いかないけど、奥から聞こえた二人の会話に頬が緩んで美緒も嬉しそうにしてる。


「「新婚さんっぽいね」」


目が合うと同時に同じ言葉を言って二人で笑った


良かったっスね、青峰っち
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