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最愛 【黒子のバスケ】

第18章 劣等感


side青峰


「みさき…ちょーウケる。涼太のこと眼中になさすぎ」

「いやッそんなことないよ‼黄瀬君いないと結構困るし…」

「どうせみさきにとってのきーちゃんってクライアント黄瀬涼太ってとこが一番重要なんだもんね」

「だからそんなことないって‼黄瀬君は大事な人だよ‼」


大事な人…

気に食わねぇ。
みさきが黄瀬を何とも思ってねぇことは分かってても、すっげぇ気に食わねぇ。

そしてそれを面白がるバカなさつきとふざけた進藤。

こいつら…
なに面白がってんだよ。

そのニタニタした顔やめろ


「みさき、お前いい度胸してんな。やっと会えた彼氏の前で堂々と他の男を大事っつーののどこが浮気じゃねぇんだよ」

「違う違う‼意味が違う‼‼てかなんであたし怒られてるの⁉青峰君なんで怒るの⁉」


いや、分からねぇのかよ…
マジで怒ってる訳じゃねぇけど正直ムカっとはする。

「だからさっきから言ってんだろ。黄瀬に抱き着こうとしたり大事な人とかいうからだろ⁉」

「なんで⁉だって青峰君だってハンナのこと空港でハグしたじゃん!」

「………」

言われてみりゃ…したかもしれねぇわ…

「青峰ッち、ハンナって誰っスか?」

「青峰君、さっそく浮気ですか?」

「青峰さん、もうですか?指折りますけど」

「大ちゃん最低。もう死んで」


「はぁ⁉ちげーよ‼‼‼ハンナは…」


「お前らうるせーな。そんなデカい声で話すなら個室いらねぇだろ。ハンナが青峰なんて相手にする訳ねぇだろ。俺のだっつーの」

ふざけんな。
俺だってハンナに興味なんてねぇよ。
しかもお前、昨日の夜絶対ぇヤッてただろ
お前とそっちの兄弟とか絶対ぇヤダ。

つか俺はみさき以外誰ともヤりたくねぇ。



「「「「え⁉」」」」


「だから…うるせーよ」



「大我、おはよ。時差ボケ平気?」

「ハンナがちょうど連絡くれて起きれたから、明日からは多分通常通り動ける」


何そっちで和んでんだよ…

今はみさきが黄瀬に抱き着こうとした話だっただろ?
なんで俺が責められてんだよ。


みさきが火神とハグすんのは10000歩譲ってしょうがねぇとしてもそれ以外はヤダ。

みさきに触んな。

帰ったら覚えとけよ
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