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最愛 【黒子のバスケ】

第18章 劣等感


前来た時も何を食べてもおいしいお寿司屋さんだったし、今日も個室が空いてるっていうから大我とさつきと美緒にも連絡をしたら、さつきと美緒は黒子君と黄瀬君と来るって言ってて大我は既読にならないし電話も出ない


「火神何してんの?」

「多分寝てる」


さすがの大我も朝帰りからのフライトで結構疲れたんだと思う

それにハンナも眠かったせいか空港に行く途中の車でウトウトしたりしてた。

「あ、さつきたちあと5分だって!会えるのすっごく楽しみ!」

みんなを待つ間、青峰君とおしゃべりしてるとさつきからメッセージが入ってもうすぐ会える。


7月に来てくれるって言ってたけど、プロジェクトの関係もあって休みが取れなかったから結局今日まで会うことはできなかった。


大将がお客様を迎える声がしてふすまが開くと4人がそろって入ってきた。


「「みさきー‼‼おかえり」」

「ただいま‼」

相変わらず巨乳な二人としっかりハグするとさつきはちょっと目をウルウルさせてる。

「みさきっち!お帰り」

「ただいま!」

二人とハグした勢いもあって黄瀬君にもハグをしようとしたら黄瀬君がぎょっとした顔をした

「あ、ごめん。つい勢いで…」

「いや、俺はいいんスけど…」

たまにやっちゃう。
帰国したばっかりだと特にさつきと美緒にはしょっちゅうやっちゃう。
けど黄瀬君にしようとしたのは初めてだった。

最初は苦手だった黄瀬君も今では子犬って感じで、全然男の人って感じがしないのと、黄瀬君はあたしに興味がないから安心しすぎた
しかも美緒だって絶対嫌だったよね…

って思って美緒を見ると爆笑してる。

「みさき面白すぎー‼そのままハグすればよかったじゃん」


え…笑いすぎ…


「黒須さんお帰りなさい。ハグはやめておきます。青峰君怖いんで」

「戻りました。ハグしないです」

先に言われて今度はしなかったけど、青峰君がハグくらいで怒ったりしないと思う


ってあたしの考えは即座に打ち砕かれた


「なに目の前で堂々と浮気しようとしてんだよ」

「え⁉してないよ⁉なんで⁉」

「黄瀬に抱き着こうとしただろうが」


抱き着くっていうか、挨拶のハグって感じだったんだけど…

浮気になっちゃうのかな


「えっ⁉挨拶だよ。黄瀬君なんか全然抱き着きたくないよ」

「みさきっち、それはフツーにヒドイ」
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