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最愛 【黒子のバスケ】

第6章 take off


3人で早めのご飯を食べに最近できたイタリアンに行くことにした。


二人は明日も休みだから少し飲むと言ってワインを飲んでたけどあたしは運転もあるし明日は長時間のフライトだからお酒は飲めなくてノンアルコールワイン


「美味しい‼」

「帰国したらまたここでご飯会したい」

「しよしよ‼‼」


美味しいお料理に大満足でパスタもピザも食べたのにスペアリブも食べてデザートはティラミスっていう超ハイカロリーな食事だったけど友達と笑いながら楽しく食べるご飯は最高の時間だった。


「今日はみさきはいいから」

「え…?なんで?」

「初恋とコレクションデビューのお祝いだから‼」

デビューって(笑)
あたしはモデルさんじゃなくて裏方なのに


でもほんと嬉しい


「じゃあきっちり仕事して、お土産買ってきます!」


もう、ほんとこの二人大好き。




しょっちゅう行き来していてもやっぱり10時間越えのフライトは長い

いつもの解散よりは少し早いけど二人を送り届けて出張前の雑用を片付けた



そろそろ寝よ…


スマホを充電器に繋いでベッドに入ると個人のスマホがメッセージを受信した

スマホを見るとアプリの警告


【登録されていないユーザーです】


…誰?

仕事のスマホならしょっちゅうあるけど個人用にこんなことないのに

ポップアップの警告に少しの不信感を感じながらも開くと…





【D.AOMINE】

そこには好きな人の名前


(着いたら迎えに行く。JFKだろ?)

え?迎えって…CLから?

なんで空港分かるんだろ


てかその前に…


(本物ですか?)

(当たり前だろ。さつきから連絡しろって連絡先が送られてきた)

さつき…
やってくれた

あの時ニタニタスマホいじってたのって黒子君じゃなかったの⁉


(でもCLから2時間もかかりますよ?)

(まだ休みだから気にすんな。着いたら連絡しろよ)

(ほんとにいいんですか?)

あたしをお迎えに来てくれるってことは青峰さんもNYに来てくれるってことで、そうすればその日にタキシード渡して


そしたら…


きっともう会えない…


(いいって。明日早いだろ?もう寝ろ。おやすみ)

(ありがとうございます。おやすみなさい)
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