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最愛 【黒子のバスケ】

第17章 A sky full of stars


青峰君と一緒にいられるのも今日で最後であしたの夕方青峰君は日本に戻る。


一緒に食べれる最後の夕食をみんなで食べて、パパとママはリビングでいつもと同じように何度も何度もしつこいくらいキスをしてる。

ハンナも青峰君もいるのにまるでお構いなしな二人にはもう呆れる。

セルジオだって呆れてる。


セルジオは青峰君とあんまり仲良くない。
今朝だってソファにいた青峰君の背後にそっと近づいたと思ったらいきなり頭を高速で猫パンチしてママの方に逃げた。

そのあとすぐ青峰君に捕まって肉球もみもみの刑をされてたけど…


あ、そう思えばなんだかんだ仲はいいのかな?

今だってすっごい不機嫌そうな顔しながらも青峰君のところにいるし。
セルジオってツンデレなのね。
かーわいい

紅茶を入れてソファにあたしが戻ると、すかさずあたしの膝に来てにゃんにゃんしてくれるからそれも可愛い。


「もう…甘えん坊ちゃんで可愛いだから。ちゅってしちゃう」

ちゅっちゅっちゅーーー


最後は鼻を軽くがぶって甘噛みしちゃうの。


セルジオは結構しつこいことが好きで、お腹に顔をもふもふこすりつけるのも好きらしい。

ひっくり返してお腹に顔を埋めてもふもふするともうクッタリと動かなくなる。


「可愛いでしょー。すっごく懐いてるの」

「……でれでれだな」

『だろ。こいつセルジオ相手だと突然赤ちゃん言葉使ったりしてマジバカっぽい』

うるさいわね。
あたしはバカじゃない……と思う…
大我程バカではない。これは確実


『ダイキ、強力なライバルがいたわね(笑)』

『セルジオの圧勝だな』

『ふざけんな。俺の圧勝だろ』


もう…大好きな一人と一匹に取り合いされてると思うとなんかすっごくモテモテになった気分


…って浮かれてたらセルジオがハンナのところに行ってごろにゃんし始めた…


『セルジオは浮気性ね。でもあたし2番目でもいいわ。ほんとセクシー』

『いやダメだろ!セルジオ‼ハンナに甘えんな!』

シャーッ‼‼‼‼


完全に敵視されてる(笑)


『セルジオ…浮気しないで…あたし泣いちゃう』

『俺は浮気しねぇから俺の方がいいだろ?』


ハンナのとこにいるセルジオを呼ぶけど完全に無視されて、代わりに青峰君があたしの頭を引き寄せて撫でてくれた。



やっぱり…


どっちも大好き

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