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最愛 【黒子のバスケ】

第15章 初恋


お店に着いてあたしは菓子折りの売り場に行って、2人はネロ君と遊ぶために上のドッグランに行った。


一番使ってくれてる黄瀬君の事務所の分を一番初めに買ってから、タブレットを見て残りの分を次々と決めて購入していく。


決めた数量全てを購入すると、すごい量だから全部まとめて預かってもらって、帰るときに車に乗せてもらうことにした。

買い物を終えてあたしもドッグランに着くと、ネロ君がすっごく楽しそうに他のワンちゃんと追いかけっこして遊んでた。


「お待たせしました」

「買えたか?」

「うん。預かってもらってるから駐車場でこの札見せて積み込んでもらえるようになってる」

「もう行くか?」

「え、まだいいよ。ネロ君今すっごく楽しそうだしネロ君飽きるまでここにいよ」


「ネロ待ってりゃ夕方になっちまう。シェパードは体力底なしだから俺らでも陸遊びで疲れさすのは相当大変だ。しかも、火神がネロ以外の犬にビビりまくって全然ダメだわ」


あ、そうだった…
大我はネロ君はいいけど他のワンちゃんは怖いんだった

でもドッグランで遊ぶって言い出したの大我なのに、ちょっと笑っちゃう。

今ネロ君と追いかけっこしてるのはロットワイラーって種類の大型犬で、それが怖いのか隅っこに小さくなって座ってなんか飲んでる


「確かに…なんか顔色悪くなっちゃってるし、しょうがないから公園に移動して遊ぶ?」

「だな」


さすがにあんな顔した大我をここにいさせるのはちょっと可哀想で、でもネロ君にはもうちょっと運動させてあげたいから、場所を変えてネロ君と遊ぶことにした。




駐車場で荷物を積んでもらって、ちょっと郊外まで移動して人の少ない広い公園でフリスビーをしてあげるとすっごく嬉しそうにしてる。


大我も他のワンちゃんがいないせいかネロ君と一緒になって走って競争とかしてるけど、ワンちゃんに勝てるわけがない。


ふわっふわの白い毛をなびかせてすっごく楽しそうに走って時々大我を待ってあげたりしてる。



「あはは!大我、ネロ君に気使ってもらってるー」

「ネロはすげぇ速いからな。あー…俺もさっさと体動かしてぇ」


青峰君は後1週間は激しい運動はできない。
傷に障らない軽めのウエイトトレーニングは欠かさないみたいだけど、走ったりはできないって言ってた
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