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最愛 【黒子のバスケ】

第15章 初恋


バスケしてキラキラしてるみんなはホントすっごくかっこいい。


青峰君以外は普段とのギャップでかっこいいと思うから簡単に言えちゃうんだけど、青峰君は普段からかっこいいのにバスケしてるともう倒れそうなくらいかっこいいから口に出せない。


でも美緒はいつも黄瀬君にかっこいいなんて言わないのに今日は何度も言ってる。

「わ!涼太だー♡」

ちょっとお酒入ってるって言うのもあるけど今日の美緒はすっごく可愛いから黄瀬君もデレデレ。


だけど途中で黄瀬君がスタミナ切れで交代になってでなくなっちゃって美緒が見るからにがっかりしてるのが可愛すぎる。


「交代になっちゃったけどチームの為にあんなに頑張ってる涼太ってもうめちゃくちゃかっこいい」

「美緒、それちょー嬉しい」


ソファの背もたれから美緒をギュってして頬にちゅってしてるのに今日の美緒は可愛くないこと言わない。


なんか…これってあたしたち結構お邪魔じゃない?


「大我」

「あぁ…」


「黄瀬、俺らも戻るわ」


最後まで試合を見れなかったのは心残りだけど普段素直じゃない美緒がこんなに可愛いのに邪魔はできないから大我と青峰君と一緒にあたしの部屋に戻った




「大我と青峰君一緒に寝る?」

「「絶対ぇヤダ」」

「え?何で?あたしのベッド広いから一緒に寝ても大丈夫だと思うんだけど…」


あたしがママの部屋で大我と青峰君が一緒に寝ればいいかなって思ったからそう言ったのに…
息ぴったりに拒否された


大我の部屋着だから色違いの恰好で、ただの仲よしにしか見えないのになんでそんなに嫌がるの?


「えー…あたしソファってこと?」

「んなわけねぇだろ。お前と青峰が寝室で、俺がおばさんの部屋」

「普通にそうだろ。さっさと寝ようぜ」


えー…全然普通じゃない
それに青峰君、黄瀬君とこから戻ってからなんかちょっとご機嫌ななめだし…


「旅行前にシーツ変えたからそのまま寝れるぜ。じゃあ明日な。おやすみ」


え!?
あたしの意見は!?

あたしと青峰君をリビングに残して、大我はさっさとママの部屋に入って行っちゃった…

どうしよ…

青峰君と一緒に寝るのは今までもしてたけど…
付き合うってなったら一緒に寝るのって…



どうしよう…



「みさき、絶対ぇ手出さねぇし怖いこともしねぇ。今までと同じだ」
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