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最愛 【黒子のバスケ】

第15章 初恋


ショッピングモールを出て、赤司さんお勧めの鉄板焼き屋さんですっごく美味しくて豪華な遅めの昼食を食べて東京に戻る。


昨日寝れなかったせいかさすがに眠たくて、シートの座り心地がよすぎたのも相まってすっかり眠ってしまった。



マンションまで送ってもらうと、大我があたしの荷物を持って赤司さんの車から降りて、黄瀬君と美緒も一緒に降りるのが見えた


休憩でちょっと乗せてもらいたかったハマーのリムジンには結局乗れなかったけど、すっごく楽しい旅行だった。


「紫原さん、ずっと運転していただいてありがとうございました」

「ん~。いいよ~」

「じゃあまたケーキ食べに伺います」

車を降りてドアを閉めようとすると青峰君が立ち上がった。


「閉めなくていい。俺も降りる」

「あ、うん」


ドアからあたしが手を離して少し下がると、車を降りて紫原さんに軽く手を上げてる。



「みさき、今日泊めてくんね?」

「へ!?…いいけど…うち何にもないよ!?」

「別になんもいらねーよ」


明後日からアメリカに行くから冷蔵庫は空っぽで、来てもらってもいいんだけど食べる物は何にもない

着替えは大我のでも多分着れそうだけど…


「青峰お前何で降りてんだよ」

「あ?みさきんとこ泊まる」

赤司さんたちの車を見送った大我たちがこっちに来て、よく見ると黒子君とさつきも一緒に降りてる。


「あれ?さつきも降りたの?」

「うん!まだ時間早いし、女子会しよ!」

「あ!楽しそう‼あたしお酒は今日から飲めないんだけど軽くみんなでなんか食べよ」

「あたしおいしいノンアルのワイン見つけたからさっき買ったよ!」


昼食の前に立ち寄ったワイナリー

ノンアルやブドウジュースなんかもたくさんあって無添加だから欲しかったけど消費期限の関係で今回は諦めてた。


「えー飲みたい‼」

「美緒…今日は俺んとこいてくれるって…」

そうだったのね…黄瀬君すっごいしょんぼりしててなんか可哀相…


「後でちょっと顔出す。みさきとはしばらく会えないんだもん」

「いや…美緒、黄瀬君可哀想だよ…捨て犬みたいになってる」


「それもそっか…でも、だったらみんなでうちでご飯食べればいいじゃないっスか?」







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