• テキストサイズ

最愛 【黒子のバスケ】

第15章 初恋


今日は近くの大きなアウトレットに行くから少し早いけど用意をしようと湯船から出て用意を始めたのはいいけど、青峰君に会うと思うと顔が火照って全くメイクができない。


今日絶対チークいらない。
リップを何色にしようか選びながら火照った顔を冷やしたタオルで抑えてるとさつきと美緒が起きてきた


「おはよー」

「おはよー」

「みさき早くない?」

「早いね。いつも絶対起きるの最後なのに」

「そ…そかな?」

寝れなかったなんて言ったら絶対またからかわれる。
余計な事は言わずにタオルを顔から外して平静を装ってリップカラーを選んでる振りをして誤魔化す。

「あ!今日みさきにメイクしてほしー!」

「あたしも!」

さつきと美緒がそう言ってくれたから二人のメイクを先にやってこの真っ赤な顔を落ち着けることにした。


「いいよー!どんな感じがいいとかある?」

「「お任せします!」」

二人にそう言ってもらったから、さつきは春の新作のメイクパレットを使ってピンクをメインにした可愛い系のメイクで、お肌はつやとふんわりの中間でセミマットに仕上げた。

ぷるっとした透明感のあるリップに、アイスブルーの細かいパールの入ったグロスをちょこっとだけ足して肌の透明感を強調して完成、

「ありがとう!この色ちょーかわいい」

「これ買った時さつきに似合うって思ったから。やっぱりすっごく似合ってる」

美緒は普通にしててもセクシーだから、それを思いっきり引き出せるように艶肌にして、オレンジのキラキラのアイカラーとカラーライナーを使って、涙袋にはハイライターを乗せて目をウルウルにする。

黄瀬君が、美緒が目をウルウルさせてるとすっごく可愛いって言ってたからちょっとそれを参考にさせてもらった

天気のいい春の日はパステルカラーが定番。
定番にちょっとアレンジをすれば周りとは少し違うのにグッと魅力的になる。

「できた!」

「カラーライナー初だけど嵌りそう」

さつきの髪を太めのコテでゆるっと巻いて、少し伸びた美緒の髪は毛先に少しカールをつけてふんわりさせて完成


「二人ともすっごく可愛い‼」

この2人は素材がいいから何をしても可愛いけど、やっぱメイクして髪もやってってなるともう一般人とは思えない。


「「ありがとー‼」」

それにあたしのメイクで友達が嬉しそうにしてくれるのは何よりも嬉しい
/ 1719ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp