第2章 Chime1
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プルルルル
めったに鳴ることのない携帯が振動し電話にでると
お水の配達の連絡だった
いつも通り時間を今日帰った後に変更すればいい
ただそれだけなのに
「…あの、?大丈夫ですか?」
「あっすみません大丈夫です。では本日の……………」
電話の相手はいつも来てくれる陽気なおじさんの声ではなく若めの男性の声、低めで少し艶がある甘い声
驚きからか一瞬だけフリーズしてしまった為心配されてしまったけどその後普通に変更を済ませ電話を切った
この日から少しづついつもの生活が変わっていくとは夢にも思わなかった