• テキストサイズ

君と見る景色【ヒロアカ】【短編】

第19章 策の網目





相「………………はぁ。負けだ負け。」



わざとらしく手を上げて降参のポーズをとる。



相「で?いつまで不貞腐れてんだ?」


『相澤先生が意図を話してくれるまでです。』



こちらもわざと口を尖らせジト目で見るとまたもや溜息を吐いた先生はこう答えた。



相「元々寮だけじゃなく校舎周りもやってもらう予定だった。ならば遊びを間に挟み気力を復活させた方が合理的だろう?………まぁ俺は上鳴辺りが目ざとく見つけると思ってたんだがな。」



つまりはわざと私達を遊ばせ、罰に見せかけて当初の予定であった校舎周りもさせたという訳だ。



『ホースなんて見つけなきゃ良かった。』


相「上鳴には道具の管理をするよう言ってあったからな。どちらにせよだ。」



ニヤリと笑んだ相澤先生は上機嫌で再びキーボードを叩き始めた。




END

/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp