第2章 ホグワーツ魔法魔術学校と組分け帽子ときどきメガネ
ホグワーツに行く前にやることはすべて済ませた。二人に渡すお守り持ったし、大丈夫。
9と4分の3番線の前で集合予定なんだけどやたら人多くてクラクラして来たちゃんと薬飲んだんだけどなぁ。
ふと誰かに大丈夫ですか?と声をかけられた。
よくよく見れば、ほほに傷を付けていて柔らかい声色すぐにリーマスだとわかった。彼はやっぱり優しいので、困ってる人にアンパンマンのようにチョコを渡していた。
リーマス「元気出ました?」
「はい、ありがとうございます。」
リーマスが居なくなると入れ違いにリリーとセブルスが来た。セブルスは体力が無いのかリリーに抱えられていた。その様子に笑っているとセブルスに怒られてしまい。
セブルス「カールトン、うるさい。」
名前をはじめて呼んでくれたのでまぁ悪い気はしない。むしろ可愛い。
皆そろったのでお守りを二人に渡したリリーには赤と百合のししゅうが入った魔法のお守り、セブルスには青とコウモリのししゅうが入った魔法のお守り。
「まじないがかかってるからね。」
そう言った彼女の顔は自信に満ちていた。
後はたわいのない会話をしながら、汽車に乗り込んだ。
汽車の中は向き合って座ってみたけど、二人ともとなりではしゃべろうとしないので私は色々考えていた。
リーマスside
さっきあった青い彼女を少し考えていたなんか危ない事がないか彼女のオーラがなかなか良い色をして居なかった。不安しかない。窓際の席に座ると安心したように俺は眠った。うるさい声の主は白髪の方としゃべっていたとかなんとか。
続く