第5章 友情以外の何があるのか?
トム「やぁ、またあったね。」
(くそっ見つかった!)
トム「君を見てると刺したくなるんだよね腹を。」
(腹かよ!)
「冗談だよね?」
トム「そっ、ジョークだよ、で何してるの?」
「小瓶に捕まえてしまおうかと思ったんだよね、トム君怖いし。」
トム「ジョークにしてはかなり現実的だね、僕は僕が嫌いだから皆皆死ねば良いと思ってるくらいだし。僕が死ぬ事も不本意ならば閉じ込めておいた方がいいよ、両親には僕にもしもの事が起こった場合、記憶を無くしてもらうようにしてるしね。」
「よかった、君にまだ更正の余地はありそうだわ。もし、私にもしもの事が起こった場合は君を犯人にしてあげるから。」
トム「うん。わかった。次君にあったらで良いんだよね?」
「そうだよ。」
セブルス「ミッシェル!!」
「大丈夫だよ、まだ何もされてないから。」
トム「まだね。」
セブルス「バカ。何かあってからじゃ遅いんだよ。」
セブルスはトムを気にせず抱きついて来る。私は真っ赤な顔でうなずいた。
知らないうちにトムは居なくなっていた。
「セブルス…、恥ずかしいよ。ばかぁ!!」
さらりと恥ずかしい事をやってのけるセブルスの行動に動揺してしまった。
さすが、イギリス人言った本人も真っ赤だ。
「あはは、可愛い」
セブルス「むぅ。」
これが天然と言う奴だな。
セブルス「もう良いだろっ。」
そりゃもちろん、からかっただけなのだからもう何もしないさ。
「ありがとう、セブルス。」
そうするとセブルスは耳を真っ赤にしながら帰って行った。
続く