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Happy Memory ~創作オリキャラに質問してみた~

第3章 流祇流 雅




Q.一つだけ、たった一つだけ願いが叶うなら何を願いますか?

A.こう言ったらきっとまた皆に怒られるんだろうな…。もし、一つだけ、たった一つだけ願いが叶うなら…僕のいない世界を願うよ。僕のせいでみんなが悲しむこともないし、傷つくこともないから。


Q.生まれ変わるなら次は何になってみたいですか?

A.鳥。僕は前に進めなくなった仲間の道を示す鳥になりたい。飛ぶことしか出来ないけど、絶望で打ち拉がれた心に寄り添って、闇から光のある場所に導いてあげたいんだ。


Q.ぶっちゃけた話、金持ちですか?

A.すごい質問だね。残念ながらお金持ちじゃないよ。僕は孤児だ。金貨なんて一銭も与えられないよ。だからかな、貴族である仁科や蒼生のことを最初は理解できなかったんだ。だって二人は本物の貴族でお金持ちだからね。


Q.さて、質問も終盤に差し掛かりました!

A.あ、もう帰っていいんですか?


Q.違いますよ!?終盤って言ったんです!帰っちゃ駄目です!!

A.(そろそろ退屈になってきたなぁ…。)


Q.貴方にとって仲間とは?

A.暗闇のどん底にいた僕の世界を変えてくれた人達。あの頃の僕は役に立つのに必死で、楽しいとか嬉しいとか、そう言った感情は無かったんだ。でもみんなが僕を必要としてくれて、僕の帰る場所を作ってくれた。零番隊の三席として過ごす間は、あの場所のことも、あの方のことも、全部忘れられた。楽しかったなぁ…自分でも吃驚するくらい、笑ってた。


Q.最後に一つ。貴方は今、幸せですか?

A.はい。


Q.とても嬉しそうな笑顔ですね。質問は以上です。

A.やっと終わった…。


Q.本日はどうも有難う御座いました。

A.こちらこそ有難う御座いました。いつもは鉄格子の奥にいるので久々に有意義な時間を過ごせて楽しかったです。………。……僕は、許されない過ちを犯しました。その罪を一生かけて償っていくつもりです。それでも彼女は…こんな最低なことをした僕を許してくれました。彼女は本当に綺麗すぎて僕の眼に入れちゃいけない存在なんです。だからお願いです。どうかこの先、彼女が頑張ることを諦めないように、見守ってあげて下さい。僕にはもう…それしか出来ないから…。


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