第1章 豪雨の中で…
呼吸を荒げぐったりとするの全身に視線を這わせながら、俺も身に着けている物を全て脱ぎ捨てた。
脚に力が入っていない今のの自重を支えているのは柱に括られた両手首のみだ。
早く支えてやらねば肩が抜けてしまう。
豪雨に濡れた衣類が身体に張り付き、思いの外時間を掛けて全裸になった俺は、の両膝を小脇に抱えた。
手を添えずとも俺の一物は痛い程に勃ち上がり、勝手にの秘裂を割る。
「挿入れるぞ。」
そしてそのままずぶずぶとを貫いていった。
もう声を上げる事も出来ない。
陸に釣り上げられた魚の様にびくびくと全身を弾ませている。
それでもきっちりと俺の一物を根元まで受け入れた。
「……流石に……緊いな。」
の中からは一滴、二滴と深紅の液体が零れ落ち、だがそれは直ぐに豪雨に流され消えていく。
雨に濡れそぼる中で、拘束した女を破瓜させる………
鬼畜の様な所業でありながら興奮を抑えきれない。
「啼け……。
俺に突かれて悦がってみせろ。」
緩々と腰を前後させ、更にを穿った。
抜き差しされる一物が紅く染まっているのを目にすれば、一気に吐精感も湧き上がる。
「ん……ふっ……んん…」
の鼻から抜ける吐息に甘さを感じて仕舞えば俺ももう限界だった。
「後の天下人……
織田信長の子を……孕めっ!」
そして俺はの中に全てを吐き出し、が受け止め切れず溢れた白濁も……
滴り落ちては豪雨に流されていった。