第3章 性的好奇心
「君の全てを愛してる」
「そ……か……」
恥ずかしいセリフをよくもまあ目を合わせて言えたものだ。ユリアがそう考えていれば、エルヴィンが手を引き、ベッドに導いて座らせた。
「よく見せて」
薄暗い中だから、平気……とは思ったが、やはり恥ずかしい。脚をベッドに上げるも閉じたままにしていれば、エルヴィンは脚にキスをしながら開かせた。
「ふふ、とてもいたいけで可愛いね」
触れて欲しい場所には全く触れないで、際どい場所ばかりに触れる。
「なかなか罪悪感がある」
「そ、う……だね」
遂にエルヴィンの舌が秘部に触れた。柔らかい舌で舐め上げ、溢れる蜜を吸う。
「この愛液の感じ、バスルームでのあの慌てよう。やはり一人でしてたのか?」
「してないもん……ビックリしただけだよ」
「ならただの変態だな」
「あ……エルヴィンだっ……て」
クリトリスに吸い付き、フェラをするように口淫で刺激する。ユリアは座ったまま、身体の力が抜けてしまいそうになりながらも耐える。
ユリアの好きな刺激の与え方をよく知るエルヴィンは、舌と唇だけでユリアを一度目の絶頂へと導いた。