第12章 ごめんなさい。②

「えるび……さ……っあ！」

「く……は……っ、吸い付きが凄……」

全て咥え込ませ、ゆっくり腰を引くと、ユリアの陰部は「行かないで」とエルヴィンにまとわり付く。腰を打ち付けた。拘束されたままの身体がビクビクと揺れて非力で情けなくて可愛い、エルヴィンはユリアの曲げられて拘束された膝にキスをした。

「う……っ、意地悪……！」

「意地悪をするつもりはなかったんだよ、許して欲しい」


またミケがユリアにモノを咥えさせた。しかしユリアは下腹部の良い場所を擦られているせいか集中出来ていない。

「ぷあ、あっ、エルヴィンさ……、も……イきたくないぃ……っ」

膣が収縮し始める。

「これだけイってしまえばあと何回イっても同じだろう。それに、我慢すればするだけ更に気持ちよくなるぞ？」

エルヴィンが親指でクリトリスを押さえながら腰を動かすと、呆気なくユリアは体を揺らして口からミケのモノを離して仰け反った。

「“奥さん”、縛られてるのに気持ち良くなってしまうなんて相当変態ですね、私共の手に負えないレベルですよ」

「や"、や"……だあ……っ」

「……嫌じゃないだろ？“気持ちいいです、もっと下さい”、じゃないのか？」

グッと腰を入れてユリアに近付いたエルヴィン。ユリアはエルヴィンに顎を掴まれて顔を上げさせられた。

「ほらどうしたんだ」

膣が収縮した。

「下の口は正直だな。だが俺は上の口からも聞きたい」


ユリアは「言え」と言ったエルヴィンに目がチカチカし、更には周りが見えなくなる。エルヴィンの腰が前後に小さく揺られた。

「あっ、ま……って、すぐイっちゃう……」

掠れた声で呟けば、エルヴィンが近付いてキスをした。
エルヴィンのキスは蕩けそうな甘いキスで大好きだ。キスを受け入れながら、勝手にうねる膣に身体が反応する。