第6章 記憶といたずら*
その違和感に頭がポーっとしつつも目が覚める
すると
「おや」
といい私の濡れそぼったそこに指を入れている静司と目が合う
「な! 何して!!」
と覚醒した私が咄嗟に声を上げると人差し指を唇につけられ(しーっ)と声を遮られ
「聞かれますよ?」と運転手が居る方をちらっと見て脅しをかける静司
その間も指の動きは止まらず私が反応を示す場所を焦らしながらも的確に探りどんどん高めていこうとする
「ん....っ」
と唇を噛み締め静司の手を抑える為に手を腕に乗せて首を振り目で懇願する
するとくすりと笑みを浮かべ
「いけませんね」
そういい顔を近づけた静司は空いた手で私の噛み締めた唇を撫で離すように促す
ふっと緩めると
「いい子です」
といいキスを施す
啄むようなキスは直ぐに深くなりそれに伴い静司の指の動きもだんだんと焦らすことをやめ刺激を強くしていく
塞がれた唇からくぐもった声が盛れる
「ふっ.....あっ んん...」
私の反応を見て気分を良くしたのか服の上から胸をさわさわと撫でる静司