第6章 記憶といたずら*
そういうと寂しそうな顔を浮かべながら納得する静司
そんな雰囲気を打ち消すように
「それより静司私この間テレビで見た ブッフェ?っての行きたい!!」
そう笑顔でお願いすると
「今ご飯を食べたばかりでそれですか?」
と笑う静司
ちょっとムッとして
「だって美味しそうだったし.....食べたこともないのいっぱいだった」
だから行きたい!とお願いすると
「わかりました ただし今からではなく午後からにしましょう」
その提案を快くうける私
洋服は静司からお願いされたものを着た
白と黄色のチェックのスカートにフレアが着いた袖のシャツのワンピース
髪をサッとハーフアップにまとめてくれた使用人
靴は前回とは違うののを用意されたけど同じぐらいの高さのもので静司の少し嬉しそうな顔が浮かぶ
静司の迎えがありそのままブッフェへ向かうために車へ乗り込む私たち
乗り込むと少し距離があると言われ気付かぬうちに眠りについていた私はなにか違和感を感じ目を覚ます