第5章 祓い屋家業
そういい同じく左手薬指にハマった指輪を見せてくる
「魔除? 別にんなの自分でも...」
と言うと
「護りたいんですよ 全ての虫から」
そういい指輪にキスする静司
かぁっと顔を赤くしながらもわかったと素直に受け入れるとうれしそうに笑う静司
そんな笑顔を見てどこか懐かしい気持ちになった
「それから その水晶のペンダントも外さないでくださいね」
そう言われ
「言われなくても これは大事なものだから...」
そう返すと
「おや 妬けますね 代わりに貴女から加護を頂きたいものですね ココに」
そういい隠された目をとんとんと指で指す
「聞くかわからないよ お返しとして今日はするけど」
といい唱えようとすると
「違いますよ 飛びっきりのがあるでしょう?」
そういい腕を引かれおでこにキスをされる
「さ、さっきから き、キスばっかり!」
とごにょごにょとなる私を見て
「してくださるんでしょう?」
という静司
「さっきのヤッパリ却下」
と言うと押し問答が始まり目的地についてしまう
先に静司車を折り扉をガチャっと開けてくれ手を差し伸べてくる
その腕をぐっと掴み静司を少し近づけさせると加護のキスを与えた