第4章 とりあえず信じてみることにした
黒い箱に揺られてあれよあれよという間に知らぬ場所に連れてこらると髪を切られる
頭が軽くなった…そう思っていると
「世間一般にはロングヘアの部類でしょうがこれで風邪もひきにくくなりますよ」
そういった彼手を握り歩くとまるで着せ替え人形のように言った先々で新しい服を買っていく
最後に下着ですねそういいながらブラジャーというものを物色する静司に
「家にあるんじゃないの?」
と聞くと
「ありますが あれは少々小さかったようですから」
そういい腰を抱いた手がすっと上がり下乳横をする
「変態」
と言うと
「おや あなたもでしょう?」
と返される
何だかとても複雑な気分だ
そう思っているうちに必要なものが買い揃えられていく
そんななすがままについて歩いていると
「これがデートというものですよ どうですか?」
と聞いてくる彼
「どうと言われても 静司がほとんど選んでいるし 私の選んだのなんてコップぐらい」
そういうと
「そうですね でも初めてのことばかりで新鮮でしょう?」