第3章 聞いてない!*
「いっ あっっっ」
という堪える声と抱きついてくる腕に頬を緩ませ動き始めるやつ
ギチギチと軋むような音が聞こえてきそうなそこに出入りする張りを少しずつ覚えさせるように反応を示した場所を突いて行くと再び甘くなる声
それに加えクリクリと弄ってやると
「やっ そこっ そこやっ だめ 弄っちゃ…」
と言いながらすがり付く腕がきつくなっていく
「思った通り 強がっていても中身は女の子ですね 今は私のオンナですが」
そういいぐっと強く押し込まれ頭の中がチカチカとする
そこで動きを止める彼になんで?という顔をすると
「おや この先が知りたいのですか?」
と聞いてこられ
「だ、誰が!」
と言うとまるで勝ったような表情でそうですかと言うと中は動かないまま指だけクリクリと弄り
弄ってはやめ弄ってはやめを繰り返される
だんだんと繋がっていく快楽同士が私の息を上げあと少しで何かに辿り着けるのにと言った考えが脳内を支配する
ムズムズと腰を動かし勝手にその先を得ようとする私に
「知りたくないのではなかったのですか?」
と煽る彼