第2章 契約
この屋敷に閉じ込められて初めて目にした女性が扉越しに感じられる
あれからお風呂の用意をされたのでそのまま埃だらけの髪を洗い湯船に浸かった
上がるとそこに来てきた着物はなくあるのは洋服だけ
仕方なく着替えたものの着物ばかり着せられていたため落ち着かない私
タオルドライをしていると先程の女性が食事の用意ができたと扉を開けて運び入れてくる。
「お食事が終わりましたらそちらでお知らせください。」
そう言うと部屋をでる女性を横目に匂いをかぎつけお腹がなる
ベーコンと目玉焼き、パンとサラダを見てサラダを端に寄せる
パンを半分にしてベーコンと目玉焼きを挟んで食べ完食する。
手を洗い歯ブラシなんてないよななんて思っていると1式洗面台に用意されているのを見て驚く
そういえばお風呂とかも普通の色じゃなかったと思いながら歯を磨き一通り終えると先程の女性がそちらとさしていた電話を撮ると自動的に繋がった
食事を取りに来た女性がサラダに気づきお嫌いでしたか?と話しかけてくる