第7章 愛してDarlin【碧棺左馬刻】
「そーゆうことかよ...」
左馬刻は手首を抑えていた手で頭を抱えあぐらに座り直した
「さま...とき?」
「あぁくそっ、、そーゆうことは早く言えよな」
頭を抱えていたと思ったら髪を乱雑にかき私を睨んだ
私が頭に‘?’を浮かべていると左馬刻は優しく抱きしめた
「なんで?左馬刻」
「...悪かった」
「え?」
「テメェが俺から離れんのが嫌だっただけ、俺以外の誰かのものになんのが耐えらんねぇ。」
さっきまでの左馬刻とは全く違う優しい声
触れる指先が震えているのがわかる
「ほんとに...?」
「嘘でゆーわけ、、なんだ泣いてんのか?」
「だって、、、グス左馬刻は体にしか興味無いのかなって。私が起きたらもう帰ってるし、やる時しか呼んでくれないし」
「それは、テメェが俺との関係はそっちのが楽でいいのかと思って」
「ふっ、、すれ違ってたんだね。左馬刻、私左馬刻が好きだよ。今夜は優しくしてよ」
優しく押し倒され触れるだけのキスをする
「あぁ、とことん優しくしてやる」