第5章 我慢なんてできません【山田二郎】
「不安にさせてごめん。石波のこと大事にしたいって思ってたら手出すタイミングわかんなくなっちまって、、それに俺のそうゆうとこみて石波が離れていっちまうかもって思ったら余計に言えなくてさ、、」
耳元で優しく説明してくれる二郎
抱きしめる腕は少し震えていた
「そうだったんだ、、あのね大事に思ってくれて大事にしてくれてありがとう。二郎が私の事好きでいてくれるなら離れてなんかいかないよ
だからね二郎、もっと求めて欲しいの...私は大好きで大切な二郎に初めてもらって欲しいの」
石波は抱きしめていた腕ゆっくりと解き細い指先がそっと俺の頬を撫でながら「重いかな?」って苦笑いを浮かべる
「重いわけない。てか、そんなこと言われて興奮しないほど大人じゃないんだけど、、」
二郎はそう言うとそのままベッドに押し倒した