第3章 戯れ【有栖川帝統】
「...石波は綺麗だろ。笑った顔は可愛いし風呂上がりはやたらエロいし作る飯はうめぇし怒るけど優しいし、部屋いっつも綺麗だしいい匂いするしよ。いい所だらけじゃねーかよ」
拗ねているのだろうか最後の一言を言い終えると唇を突き出した
「そんな勢いよく言われると照れるんだけど、、
フォローしてくれてありがと!嘘でも嬉しいよ」
褒められて気分が良くなった私は帝統の頭をポンポンと撫でてチューハイ缶を取りに行こうと立つと帝統に腕を掴まれる
「ん?」
「...嘘でもお世辞でもねーよ」
「え?ひゃっ」
両手を掴まれベッドに寄りかかるかたちで押し倒される
「ングッチュジュルチュ..だい..す?」
唇が重なったと思ったら舌で無理矢理口を開かされ
舌が交じり合い卑猥な音を鳴らす
「今のお前最高にそそる...」
舌をペロッと舐めてみせる
帝統の頬は薄紅く染まりその瞳は獲物を狙う獣の様だ