第2章 1
中央警察署
「Youたちお手柄だよ!流石だね」
と見るからに変なおじさんがいう。
「当たり前です!国民のために犯罪者を捕まえるのが俺らの仕事ですから」
健人が言った
はぁ なに言ってるんだか
「さっきやられそうになってたくせに」
ボソッとあたしが呟くと
健人が横目であたしを睨んできた。
「なに、あたしはほんとのことを‥‥‥‥」
「Seedが来てくれてほんと助かりました」
と風磨があたしの言葉を遮る
「そうそうYouたちはもう顔見知りだとは思うが神奈川県警からカリスマ女性警官チームSeedが中央配属になったからね!お互い協力したまえ」
『はっ』
敬礼をし、ジャニーさんのもとをあとにする。
あたしたち
「お前ら来るなら連絡入れろよな」
風磨があたしたちを見て言う
「菊池巡査サプライズですよ」
なんて言って風磨の横を通りすぎる友梨
「っつかさ、中島弱すぎ」
と七菜
「別にやられてないし」
と負けじと健人が言う
「ゆりたち来なかったら刺されてたしょ」
なんて笑いながら友梨が言う
「刺されてません。中央の刑事なめんなよ」
「まあ、またよろしくということで」
あたしがそう言うと友梨と七菜があたしの横に並ぶ
また
と言うのは健人と風磨もかつては神奈川県警だった。
あたしたち5人でSeed
でも
神奈川県警にはもうひとつのグループがあった。
Sevenというチーム
SevenとSeed対立していた
ある日、健人と風磨が中央配属を命じられた
あたしたち三人では到底Sevenにはかなわない
与えられた仕事をするだけ。
100%の力を出せずにいた
そんな中
ジャニー喜多川こと中央警察署のトップがあたしたちを引き抜いてくれた