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笑顔が似合うから 【 黒子のバスケ】宮地

第2章 自分の気持ち


昼の予鈴がなると毎日『おひるたべましょー!』とLINEが来るので(無視するとめんどくせーんだよな)なんて思いつついつもの様に開いてみると

『今日の昼休み日直の仕事あって行けるかわかんないですごめんなさい🙏😭』
といつもとは違った内容

『わかった、ちゃんと仕事しろよ』
短く返信しスマホをポッケにしまい一緒に飯を食おうと大坪の元へ向かった

大坪は珍しいなと少し驚いて既に来ていた木村と3人で食い始めた

しばらくすると大坪が
「で、どうなんだ?桜坂は」
「どうって、別に。うるせーし、馬鹿だし、笑い上戸だし、あぁでも料理はうまいな、この前おかず貰った」
「ほーう」(随分気に入ってるじゃないか)

「今日バレンタインだけど、貰ったのか?」
木村が何気な疑問をぶつける

「いや、朝はいつも挨拶する程度だし昼は会ってねーしな」
「そうか、俺課題やんなきゃだから先行くな」
「おう」

木村がクラスを出たあと、先生に質問があるからと大坪も直ぐに席を立った

(俺も勉強すっかな)

そんなことを考え教室を出ると自分の胸ぐらいまでしかない女子生徒に声をかけられた

「あの、!」
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