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笑顔が似合うから 【 黒子のバスケ】宮地

第2章 自分の気持ち


東階段まで連れていかれ
女は恥ずかしそうに口を開いた

「えっと、私2年の柏木愛って言います。
春の大会友達と見に行ったんですけど宮地先輩がプレーしてるのかっこよくて、その日から言おうって思ってたんですけど、なかなか言い出せなくて
でも言わなきゃ後悔するって思って。
宮地先輩のことが好きなんです!!
これ一生懸命作ったんです!受け取ってください!返事いつでもいいんで考えといてください!!」


そうゆうと、女子生徒は走り去って行った

(何考えてんだ俺。なんで頭ん中あいつの事ばっかなんだよ、、、)

考えが纏まらないまま自教室へと向かっていると
見慣れた黒髪が視界に入る

「みっやじさ~ん!」
「高尾、お前ここで何やってんだよ」
「いや~今日部活来て欲しくて誘いに来たんすけどぉ俺みちゃった!モテモテじゃないすか、告白なんて
わざとじゃないッスよ?宮地さん探してたらたまたま~
んで、返事どうすんすか??」
「あ?...いや。」
「なんすか?!その間!!」
「だァァるっせーな!!こんなんされても迷惑だろ!!」
「ちょっ、そこまで言わなくてもいいじゃないすか!」
拗ねた口調で喋る高尾に宮地は蹴りを入れ帰らせた

(あぁぁ。くそっなんでこんなイライラしなきゃなんねーんだよ!!あのバカのせいだわ
何が「返事どうすんすか?」だ!俺が好きなのはなぁ!
...俺今誰の名前言おうとした?なんであいつの顔ばっか浮かんで、、、
クソっ自分の気持ちに気づけねぇとかバカは俺か)


予鈴がなる。宮地は今度こそ自教室に戻りいつの間にか来てたLINEに返信した
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