第1章 日常1~烏野~
崩れたままでは次の人が着替えられない!
そう思い、急いで立ち上がりTシャツに着替えた。
レジの近くに置いてあるサロンを手に取り、腰に巻く。
いつもの通りに名札をつけたり、ペンを入れたり一通りのことをすませた。
今日は普通の平日。
かなり暇なことを想像出来る。
今日のメンツは誰かなぁ、とシフトが書いてある紙を見る
澤村さん
菅原さん
私
影山
田中
まぁ、平日はこんなもんだよね。
最近影山くんに会ってなかったから、久々だなぁ。
開店前だから近くの椅子に座りのんびりと考える。
「はよーございまーす」
「あ、影山くんおはよー」
影山「さん、はようございます」
久々に見るけど相変わらずでかい。
また、伸びた?って感じ。
そのあと遅刻ギリギリで田中が入ってきた。
澤村さんに、叱られなくてよかったねぇ~と声を掛けてやった。
~開店~
「暇。暇だねぇ、影山くん。」
「そうっすね、さん。」
本当に暇。
やることも全て終わらし、することもなし。
菅原さんは事務の仕事をしている。
ここは影山くんで遊ぶしかない!←