第4章 合宿①
とうとうこの日が来た。
東京合宿。
私はこの合宿に参加をする学校について調べた。
本当に強かった。
私はまだルールがわからないから、どこがどうすごいとかははっきりはわからない。
けど、明らかにそれぞれチームごとの良さをうまく活かしているチームだとはわかった。
夜から出発したバス。
運転はもちろんできないから、運転をしてくれるコーチ、先生にはとても感謝だ。
深夜の出発だった為、私はしばらくしたら眠りについた。
「皆さん、着きましたよー!」
武田先生の声で目が覚めた。
窓を見ると、案外田舎。
てか、自然ゆたか……
1年の日向と影山はテンションが上がったのか、荷物を持ってダッシュで向かった。
それを止め損なう寝起きの澤村先輩
かなり眠そうな月島くん&山口くんコンビ
ギラギラと燃えている田中&西谷コンビ
完全熟睡してる東峰先輩をチョップで起こす菅原先輩。
最初に出ていった2人以外は皆眠そう…。
皆、眠たい目をこすりながら、自分の部屋へ荷物を置きに行き、ジャージに着替え、体育館へ向かった。