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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第40章 平和な海遊び(息抜き劇場)




浜での騎馬戦は 足を取られ、転倒したり、
上に乗る大将を落としたりと、大荒れの
戦いとなった。
「女、なかなか俊敏だな…」
と謙信に言わしめた瑠璃と
「相変わらず鈍臭い娘だな」
と光秀をあきれさせた美弥。
何度 チームを変えても、負けたのは美弥が大将のチームだった。


競技が終わると、素麺流しをし、
スイカ割りをして楽しんだ。
後半は前半の疲れからか、天幕で休む、
酒を飲む、寝る、のグダグダ。

「瑠璃さん、海水浴どう?」
「楽しいですね。海で泳ぐだけで、
これ程 楽しいものとは思っていませんでした」
水辺から戻って来て、美弥お手製の紗のロングカーディガンを羽織りながら、美弥に感想を述べる。

「それは、我々に過酷な競技をさせた美弥のおかげであろうな」
信長がチクリと嫌味を放つ。
「瑠璃、どれくらいキツイかわかるか?」
さも嫌そうに光秀が顔を顰める。
「心中、お察し致します。ご愁傷様です」
瑠璃が苦笑する。
「本当、褒美くらいないとヤッてらんない」


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