• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第39章 安土凱旋帰還と平穏の日




瑠璃は政宗に身体も心も預ける。
いつしか、瑠璃の警戒心や猜疑心の壁は薄くなって、今、政宗にはそれを全く見せなくなっていた。

(無防備に…俺が何もしないと思ってんのか?)

政宗は膝の中の瑠璃を見て苦笑するも、
幸せそうな瞳をしている。

(その無防備な安心感と信頼感、すぐに裏切ってやれるんだぞ)

そんな事を考えながら抱きしめる…。

そして、その後、瑠璃の安心感を簡単に裏切ったのは言うまでもなかった。




それでもその日、2人は泉殿で爽涼の1日をゆっくりと過ごした。

平穏で幸せな1日。


<戦いに 燃え落つるのは 命か城か
ただ無事想ひ 祈る月夜に>



/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp