第37章 嫉妬と支配と快楽と(R18)
「ーー…いつも、俺がしてやってるだろ。
今日はお前がしろよ」
照れ隠しの言い訳の言いがかり。
だったのに…………
「んっ…ハッ…あ"っ、ぅっく……
瑠璃っっ…はっぁっ……」
左手がスルスルと政宗の胸板の上を行き来する。
「擽ったい?」
艶として そっと 尋ねられた声音が、耳にザラリと響いて、腰が震える。
「んぅん…ッッはぁぁ……」
瑠璃右手が政宗の屹立を ゆるっ っと滑る。
細く柳の枝のような白い指が、柔らかく包んで上下するのが、心地よい快感をくれ、目を閉じ顎を上げ、恍惚とソレを感じる。