第35章 休息労癒(R18)
(…シたくなる、って言ったか?)
一瞬、目が点になった政宗だったが、
盛大に赤くなって、それでも、気持ちを隠さず
言ってくれた、可愛い姿に、胸の奥が、
ジンワリと穏やかに歓喜する。
(そんな可愛いく言われたら、俺がシたくなる、つーの)
弱りながらも、瑠璃の気持ちを汲み取る事にする。
なぜなら、さっきまで酷くしたから。
「…くくくっ、痛いんじゃないのか?」
ちょっと意地悪を仕掛ける。
「…///…いっ、痛いけどっ、シたくなるから、
ヤダって言ってるんですっっ💢」
早口で巻くしたてるように言って、俺を睨んで来る。
「ゔーーっ」
「はっはっはははっ、わかった、わかった。
もうしない」
さっきまでの激しさは何処へやら、
穏やかに甘い気持ちが戻って来る。