第35章 休息労癒(R18)
「ん…ぁ…そっ、れはぁ…ぁぁ……」
乱雑に内(なか)を擦り刺激され、
瑠璃の言葉は喘ぎに変わって消えて行く。
(政宗が…)
教え込んだから。
触れるだけでも、
触れられるだけでも、反応する。
どんな風にされても、反応する。
それは、
「まさ……ね…、…か、らっ…あっ…ゃんん…」
声に出して口にしてしまえば、
キュゥン と心と身体の奥が反応して、
トロリ……と濡れる。
お互い、触れられなくても、
色っぽい表情と仕草、甘く鼻にかかった声、囁く言葉、それを紡ぐ唇。
考え、想うだけで、心が震え反応し、
身体の奥が疼いて濡れるのだ。
瑠璃の内(なか)が濡れるのを、
指から感じ取ったのだろう。
政宗が唇の片端だけで雄笑する。
「俺、だから…ね……」
それは これから、楽しく気持ちいい事を始める合図だった。