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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第34章 戦雲立ち 戦火拡大



今、この瞬間も、瑠璃に同じ事を言われている、

(私は………)

美弥の瞳が揺れる。



「美弥さんが人の痛みに共感し、
寄り添う事は素晴らしいと思います。
私にはない優しさです。
けど、その痛みの前にある 志し や信念を
理解してあげる事も大切だと思います。
理解出来ないとしてもーー……」
瑠璃はそこまで言って、ハッとして見れば、美弥が泣きそうに涙を溜めている。
いつものように論旨 してしまった。

(相手は普通の女の子なのに……)

自分は普通の女の子ではないのか。

「ごめんなさい、言い過ぎました」
急いで謝る。



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