• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第33章 春花酒宴





「瑠璃」
信長に声をかけられ、真っ直ぐに見つめられる。

「俺もお前の本性に興味がある」
「信長様、無理に飲ませちゃダメですよ」
美弥が横から窘める。
「無理に飲ませはせん。しかし、この女は1度
化の皮を剥いだ方が良いのだ」
ニヤニヤと信長が笑っている。
「信長様!化の皮ってなんですかっ……」
美弥がキャンキャン騒ぎ立てている。

「煩いぞ美弥。
言葉のあや だ。楽しく飲め、と言っているだけであろう」
さすがの信長もあれこれ言う美弥に、
鬱陶しそうに言い放つ。

「そうだぞ、瑠璃。
美弥も居るから、一緒に楽しく飲めよ」
信長の言葉に便乗するように言って、
秀吉が盃を瑠璃の手に握らせる。
「でも……」



/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp