第22章 政宗の小姓(R18)
決定的な刺激が与えられず、達することが出来ない。
政宗の手加減で阻止されているのだ。
「優しく、悦くしてやってるだろ?」
その言葉の通り、激しく攻め立てられていない。
「ん…あっ、なん、で…」
気持ち良くて声も漏れ、蜜壺も濡れるけど、
足りなくて、欲しくて、ポロポロと涙も溢れる。
「罰受けてもらうって言ったろ。許して、って言って、俺を欲しがったら許してやらなくもないかな」
政宗の答えに瑠璃は息を飲んで唇を噛む。
政宗は意地悪げに笑ってまた、蜜壺の指をゆっくりと動かし始める。
「んんー〜っ、ふぁ、ッッ」
(許しても許さないくらい今度は攻めるくせに)
恨めしく思いつつも、すぐにその思いは霞んでゆく。
「はっぁぁん、あっっ、ん、ん、」
「本当、難攻不落だなぁ」
政宗が笑いながら、何か言っている、
瑠璃は何を言われても、頭の中は痺れてよくわからない。
言葉も出て来ない。
出て来るのは、あられもない甘い喘ぎ声だけ。