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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第63章 (終章)笑桜舞う春




政宗にとって瑠璃は、
己の心と信念を理解し、
哀悼心と凶荒心を溶かし癒す女神だ。


「戦いで歪になる俺を癒してくれ、
瑠璃、俺の女神……」
「はい、私の全てで、必ず…」
腕の中の瑠璃に囁いた政宗が、心酔の蒼い瞳を向ける。
瑠璃は満開の桜を見上げるようにしながら、
そっと、政宗に口付け、
銀鼠色の瞳が蒼い瞳を映して、
笑った。


周りでは冷やかし囃立てる声や口笛が
雑音のように騒いでいた。



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